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効率よくスライドを作成する方法 [How to]

仕事納めした翌日は転職先訪問+勉強会、その翌日は日直をこなし、
そこから怒涛の執筆+スライド作成に追われていた。
僕の先輩でこのBlog一緒に書いてもらってるKanayuki氏も同様で、スライドたくさん作成している模様。

スライドを作成したり執筆したりっていうときは、参考資料みながら、検索しながら作業をすすめる。
そんなとき、お勧めはデュアルディスプレイ
ディスプレイを2つならべて、片方にWordPowerpoint、片方でネット+PDFみながら、作業ができる。
この作業環境は驚くほど快適で、効率的といえます。

さて、この環境をどのようにつくるか??
通常はグラフィックボードというのをデュアルディスプレイ対応のものにするんです。
だが!
一般的にグラフィックボード交換ってむずかしいだろうし、
スリム型のPCが多い中、納まるボードさがすのもたいへんだし、
だいたいノートでやりたいんだ!!って人も多いはず。

そこで、I-O DATA USBグラフィックアダプター(DVI-I) USB-RGB/D
といものがあります。
これは、USB接続でディスプレイを追加できるスグレモノ。
こーした簡単にできるツール、いいですね。

ま、オチとしてディスプレイを1つ買わなきゃだめなのは確かだけど、
いま、結構やすく買えるし。
ノートパソコンみたいに小さいディスプレイだけで作業するよりは、
USB接続でディスプレイ増やすと、作業はすごい効率的になりますよ。

ということでみなさん、良いお年を。

緩和医療をネットで勉強??? [How to]

緩和医療を机上で学ぶことはできない、なーんて言っても、
そりゃベーシックな知識はつけなくてはいけない。
薬剤師さんといえば、薬のこと。
でも、自分自身の経験上、薬のことは抑えていて当然で、
それ以外のことが勉強になりすぎるくらい、膨大。

最近、緩和医療に興味のある薬剤師さんにも出会った。
しっかりがんばってほしいから、少しネットで勉強できるところを紹介。

ひとつはOPTIM
緩和ケアの世界には、梅田さんというスペシャル看護師さんがいるのですが、
教えてくれた時は感動。どんな教科書よりも、すごいいいと思いました。
なにはともあれ、一度覗く価値あり。
そして、もう一つは滋賀医科大学の生理学講座の先生のページ
もともと薬剤師って解剖学とか生理学弱い気がして。
すごいわかりやすく痛みの生理を勉強できました。
あと、なんといっても沼津市立病院の真野先生が作成されたマニュアル
素晴らしいに限る。

ざーっと載せてみましたが、あとはトワイクロス先生のがん患者の症状マネジメントとかですね。

これから緩和医療に携わっていこうという若い薬剤師さん。
患者さんに向かい合って、向かい合って、何度もお話聞いて、少しでもなにか自分にできることはないだろうか、と頑張ってほしいです。
たくさんつらいこともあるだろうけど、正解はわからないんだけど、振り返りも忘れずに、でもすぐに次の患者さんがくるわけで、前を向いて突き進むのみだ。

PBL研究会、1回目参加して [Diary]

問題は著作権があるから細かく伝えられないんだが、
薬局の薬剤師として考えるシーンがあった。
なにより情報が少ない。患者の症状、伝えてくる言葉から、いろいろ考えなくてはならない。
だから、これはprimary careの知識が大切なんじゃーないかと思ったわけです。
幅広く知識があることで、限られた時間の中で有効な質問をすることができる。
そして、医師に至急連絡をするにしても、同じビジョンで的をついた情報を提供できる。

臨床薬剤師は、その点、専門性を求められる。
専門医にのように、ほにゃらら専門薬剤師、がその例でしょう。
でもね、専門薬剤師と専門医、決定的に違うことがある。
医師は基本的に、そのPrimary Care領域も重要視されているし、
専門性のある医師も、あたりまえかもしれないが知識が幅広い。
それに対して薬剤師が臨床にでて仕事するようになったのは、医師に比べたらごく最近のこと。
専門薬剤師が、医師ほど幅広くジェネラルに強いかというと、厳しいことが多い。
専門性を伸ばす薬剤師さんは、やはりまずジェネラルを重視する目をもっていたほうがいいんだと思います。
専門性たかくてジェネラルに弱い人、話していてつらかった経験あるし。

その点、薬局薬剤師さんも、そういった視点で、
医師がどう診断しているか、短時間で医師に効果的に情報をつたえるための問診力みたいなもの、
どうやって勉強しているのか、そういったのを次の会で質問していきたいです。

とにかくPBL研究会、病院薬剤師と薬局薬剤師の人がいるんだけど、
出会った人がみな最高に楽しくて、勉強になりました。
次回のために仕事のあいまぬって勉強せねば!

片側検定と両側検定 [EBM]

片側検定と両側検定をどう判断するか、よくわからなかった。
どちらがいいの?とか。まぁ、ちなみにまだよくわからん。

片側検定は、プライマリーエンドポイントに対する検定の片側p値の話。
「Aという治療が良いとわかったから、それを使え」
「Aという治療が良くないとわかったから、標準治療を使え」
のどちらかに翻訳できる。
両側検定は、プライマリーエンドポイントに対する検定の両側p値の話。
「Aという治療が良いとわかったから、それ使え」
「Bという治療が良いとわかったから、それを使え」
「どっちともいえないから、どっちでもいい」
のどれかに翻訳できる。
これ、2群比較の話ね。
CONSORTのReporting of Noninferiority and Equivalence Randomized Trials An Extension of the CONSORT Statementには、
非劣性試験では両側検定がいいんじゃなーい?って書いてある。これがよくわからん。

同等性試験は、帰無仮説に「小さな差がある」で、対立仮説は「小さな差がない」を置く。
同等性調べると、どっちの群ももうひとつの群よりも優れている可能性があるから、両側検定を置く。
非劣性試験は、帰無仮説に「Aという治療とBという治療の差が⊿ある」、対立仮説は「差は⊿より小さい」。
帰無仮説を棄却できたとして、わかるのは「Aという治療は仮定したほど悪くない」であって、同等性をみるものではない。これは、片側検定でおこなうべきなんじゃないのか?

ただ、もし信頼区間が完全に⊿を超えてしまっていた場合。
これは新治療が劣性と判断されるわけです。
片側検定だと、「新治療が悪いとわかったから、標準治療を使え」で、
両側検定だと、「標準治療がいいとわかったから、標準治療を使え」となるってことかな。

うん、よくわからん。
この非劣性試験で両側検定をやらなきゃってところ、ちょっと勉強しなきゃわかりませんが、
この翻訳のしかたでまた臨床試験を読んでみるとしてみます。

リスクマネージャー・・・ [Diary]

なんとこのたび、薬剤部のリスクマネージャーなるものに
任命されました・・・。
会議に一度参加しましたが、院内のそうそうたるメンバーが出席。
明らかに浮いた感じ・・・?

今後は、週に数回という会議をこなさなければならず、臨時会議に、
病棟巡回、医療事故発生時の対処、マニュアル作成など
半端じゃない仕事をしなければならなくなる。

管理者クラスならよいが、自分の場合、一病棟薬剤師である。
日常業務との両立をしなければならない。

ここで、音を上げてしまうと病棟を降ろされてしまうかもしれない!
絶対に両立させるぞ!
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仕事おさめ [Diary]

いやー、仕事おわったー。
ま、年末の出勤はあるけど、一応、仕事おさめ。

明日は、東京医科大学病院八王子医療センターの高坂先生が主催する、
薬学PBL研究会に出席します。
いやー、おもしろそう。初出席。

今年、病院の部内教育にPBLを取り入れ、
ハワイ大の齋藤先生にもアドバイスをもらい、
いろいろやってきたけど、受講する立場なので楽しみ。
どんなことやっているか、ここでも公開していこうと思っています。
一年間おつかれさま。

ANCA-associated vasculitis [Journal Watch]

今週のNEJMに、ANCA関連血管炎の維持療法に関する論文が掲載されましたね。
その他EUVASの試験などでだんだんいろいろ治療に関して、明らかになっていくなぁーと思う一方....
血管炎関連の情報は、どうしても外人さんにはPR-3 ANCAが多く、日本人はMPO-ANCAが多いという点が気になってしまう。
実際、治療に対する反応性は、この2つのANCAで異なる印象あるしー。
食道癌における扁平上皮癌と腺癌みたいなものかぁ。

EUVASのホームページには、CYCLOPSのレジメンが掲載されていて、
プレドニゾロンの減量方法プロトコル化されている。
腫瘍のレジメンのように、血管炎のプロトコル的に治療してある程度成績が得られるのであれば、
入院期間の短縮、副作用の予測などから考えたらいいのになぁーと思ったりする。

インフルエンザ予防には、水でうがい? [Infection]

体調不良.....でもインフルエンザではない!
インフルエンザといえば、IDATENでもタミフル耐性化が話題の1つに挙がっていました。

インフルエンザにはA、B、Cという3種類の型があります。
だいたい話題になっているのはインフルエンザA型。
ウイルス表面にある糖蛋白には赤血球凝集素(ヘマグルチニン:HA)と、ノイラミニダーゼ(NA)があります。
このHAに16種類、NAに9種類の亜種があり、この組み合わせでH1N1とか、H5N1とか表現されるわけです。
H1N1、H1N2、H2N2、H3N2が人に感染すると考えられていて、
今年のワクチンはH1N1とH3N2。それにB型も。
これは毎年2月にWHOが決めているらしい。
それを日本では感染のえらい人たちが更に考えて、会議開いて決めていると。

やっぱり手洗いとうがいかな。
患者さんから教わったんですが、うがいについて、京都大学保険管理センターがこんな情報を発信しています。
僕はイソジン嫌いだから、もともと水道水でうがい(まぁうがいもろくにしなかったりして奥さんに怒られる)だけど、
たしかに免疫学的にも、とにかく乾燥が敵なんじゃないか??と。
マスクはいいよぉー。ウイルスの侵入も乾燥も防げる。
僕はアレルギー歴がありワクチンうてないので、きっと今年くらいにまた感染しますが、
うがいをきちんとやってみようかなと思います。

Up to Dateは最善のEvidenceか? [EBM]

Up to Dateは最善のEvidenceか?

自分の答えはNoです。

Up to dateは、他に類をみない膨大な情報量と更新の速さ、
どれをとっても現段階では、トップクラスの医療データベースであることは
間違いありません。

かくいう自分も個人契約しており、この円高をチャンスとばかりに、
3年更新契約をしました($999/3年)。
大金払うだけの価値があるものだと確信しています。

しかし!
完璧ではないこともまた知っておくべきでしょう。

例えばピモベンダン(アカルディ)の記載。
長期予後は確立されていない・・・との記載が、
"Inotropic agents in heart failure due to systolic dysfunction"の部分に
80年代~90年代初頭の引用文献とともにあります。

実際にはその後、PICO、EPOCH studyにより長期(中期?)予後が検討され、
さらにCochraneのCDSRまで発表されました。
が、Up to dateでは、そのことは一切触れていません。

私自身Up to date愛用者の1人ですが、教育でUp to dateを使う際には
指導者は、こういったPitfallについてもまた指導すべきと考えます。
臨床で使う際にも、Up to dateで載っていたので・・・と安易に
行動に移すべきでないのかもしれません。

やはりMedlineの検索能力、1つ1つの論文読解力は今後も重要なんですよね。
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感度、特異度、尤度比 [Medicine]

先日、アレルギー・膠原病内科の勉強会で、肺炎の診断の話を聞いてきました。
様々な臨床所見の感度、特異度、尤度の話を混ぜながら、非常に勉強になりました。

臨床で薬剤師さんも、血液検査や画像検査をお願いすることがありますが、
医薬品はEBMをがっつりおさえるのに比べ、
検査に関しては経験であったり、すこし弱い印象がありました。

しっかり勉強しようじゃないか!!

いつものように、言葉の定義からおさえよう。
感度 : 真の陽性率ともいわれ、ある病気の人に、その検査が陽性になったり臨床所見が現れる割合。
特異度 : 真の陰性率ともいわれ、病気ではない人に、その検査が陰性になったり臨床所見が現れない割合。
尤度を後輩が「けんど」と繰り返し、何をいっているか理解できない数分を過ごした今日ですが、
「ゆうど」と読みます。
疾患を有する患者の中で臨床所見が存在する割合 ÷ 疾患を有さない患者の中で臨床所見が存在する確率
で示されます。
割合だから、尤度比=1だと差がないことになるので、検査や所見が疾患にほとんど影響なしってことです。
これが5程度だと中等度の影響、10以上だとかなり大きい影響をもつと考えます。
これが陽性尤度比(LR+)です。
逆に尤度比が1未満の場合、数値が小さくなるにつれ、疾患の可能性が低くなります。
0.2で中程度、0.1だとかなり低い、となります。
これが陰性尤度比(LR-)です。

それこそ、虫垂炎。
発熱なんて、LR+とLR-ともに1。
穿孔しても発熱の感度は40%に過ぎない。
筋性防御の感度46%、特異度92%、LR+5.5、LR-0.59と。
でもWBC<7000uLなら感度98%、LR-0.1で虫垂炎は考えにくくなる。
WBC>17000でLR+7.5にあがるとのこと。
それにしても腹部CTは感度98%、特異度98%、LR+49、LR-0.05-0.08と!!
どうでしょう。わかりやすいのかな。

ちょっと勉強になったのが、FENaとFEUNについて。
腎前性腎不全を急性尿細管壊死から鑑別するのに、
FENa<1%は感度96%、特異度95%、LR+19、LR-0.04。
更に、FENa<1%とFEUN<55%を組み合わせると、
循環血液量減少に対する感度・特異度ともに100%と示唆されていると!!!
FEUN<35%は腎前性腎不全に対して感度90%、特異度96%、LR+22.5、LR-0.10。

うーん、この辺しっかり抑えておこう!とおもった今日この頃。
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